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交通研究部、鉄道模型コンテスト

校長
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8月4日(土)、立教大学でのディベート甲子園の観戦を終えて、有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)に向かった。池袋から新橋へ、さらに「ゆりかもめ」に乗り換えて、という時間がどれぐらいかかるのかも分からない状態での移動である。都会の喧騒と人ごみの中ではあったが、何とか終了時間には間に合った。目的は、ここで開催されている「鉄道模型コンテスト2018」に作品を出品している交通研究部員たちを励ますためである。

会場に入って驚いたのは、その規模の大きさである。全国の鉄道模型好きの中高生が一挙に集まったかと思えるほどに、会場いっぱいの鉄道模型とそれに群がる人々である。電鉄会社や鉄道模型専門店などの企業のブースまである。飲食ブースでは駅弁も販売していたようである。そうした趣味を持たぬ私には、「ふ~ん、こういうものか」という印象であったのだが、鉄道模型ファンにはたまらない空間なのだろうと思う。恐れ入った。

本校の展示コーナーを訪ねてみた。お馴染みの「鉄路入魂」のTシャツを着て、ニコニコ顔で迎えてくれたが、審査基準に引っかかるとかで、作品の一部を手直ししなければならなかったことを残念がっていた。やはりコンテストが気になっているのだろうか。それとも、これが"鉄ちゃん"のこだわりなのだろうか。単に出品したことに満足していない彼らの心意気に拍手を送らせてもらった。その後、会場内を回ってみた。私は、鉄道模型よりも、どんな学校が参加しているかの方が気になったが、よくぞ集まったと思えるほどの学校数であり、部員数である。そして、早速仲良くなったのか、違う学校の者同士が楽しく鉄道談義をしている姿があちこちで見られた。

この催しは、4日(土)と5日(日)の2日間に亙って行われる。中高生だけではなく、大人も小さな子どもたちも来場していることを思えば、それぐらいの期間は必要なのだろう。本校の交通研究部員たちも互いに仲良くなり、大いに刺激を受けて、好きを極めることの大切さと大変さを学んでほしいと思った。