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登翔会中高保護者大学見学ツアー

校長
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11月16日(木)、登翔会(育友会)の中高会員を対象にした恒例の「大学見学ツアー」が実施された。第7回目となる今年は、大阪大学の吹田キャンパスと豊中キャンパスを見学させていただいた。今回は、縁あって、大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻の伊瀬敏史教授にお世話をいただき、この見学ツアーを実現することができた。

やや肌寒い気温ではあったが、良い天気に恵まれ、一行はまず吹田キャンパスに到着。伊瀬教授の案内でまず訪れたのは、同学の「レーザー科学研究所」。日本の大学の中でもトップクラスの設備だということで、この研究に携わっておられる理学研究科宇宙地球科学専攻の中井光男教授から詳しいお話と所内の案内をいただいた。中井教授の「ハイパワーレーザーが拓く新しい世界」というお話は、先生方にとっては初歩的な説明なのだろうが、まったくの素人の私にとってはたいへん専門的で、話に頷きはするものの、先生が思われるほど理解できていないことを申し訳なく思った。でも、学生たちがこのような環境や設備の中で、こんなに情熱的な先生から指導を受けられるということに、お母さん方は興味を惹かれたようである。
その後は、「理工学図書館」に移動して、ラーニングサポーターをしている大学院生の方々から説明を受けた。ここでも、お母さん方の関心は、理工学の図書よりも、ここで大学院生活を送るラーニングサポーター自身にあると思われたので、私がきっかけとなって彼らの学生生活についての質問を積極的に仕掛けてみた。

昼食後は、豊中キャンパスに移動し、「大阪大学総合学術博物館」を見学させていただいた。見応えがあったのは3階にある「マチカネワニの実物化石」である。日本で発見されたワニ類の化石の第1号であり、体長約7mの大型のワニである。短時間での見学であったが、大阪大学の歴史や研究成果を学ばせていただいた。
そして、最後は生協の購買部を訪れ、大阪大学のグッズ購入の時間を設けた。マチカネワニをモチーフにした商品やお菓子など、子どもたちへのお土産を選ぶお母さん方の表情には、我が子への期待が大いに込められているように感じた。見学に協力いただいた大学の関係者の方に感謝申し上げます。