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クリスマスツリー点灯

校長
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12月13日(火)、サイエンスホールに、恒例のクリスマスツリーが設置された。この日は、中高の期末考査答案返却終了日。その結果に思い思いの気持ちを持つ生徒たちだが、とりあえず考査を終えての一区切り。終礼後に、M2(小6)生も含めた各クラスの文化委員が集まって、ツリーを組み立て始めた。

まずは骨組みに木の枝を挿して木全体を形作る。皆で取りかかると人が多すぎて、かえって混乱するようだ。最後は、数名の生徒が木の下に潜り込んで、丁寧に枝を挿し込んで木が完成した。次は、電飾とオーナメントの飾りつけである。ここでは人手がものを言う。皆で寄ってたかって飾りをつけて回る。ワイワイガヤガヤと誰もが楽しそうである。ふと横を見ると、何人かの生徒がほうきを持って、先ほど木からこぼれ落ちた葉っぱをせっせと掃いている。黙々と掃除をする姿を好ましく思った。

電飾の仕上げは頂点につける星である。脚立を使っても、なかなか難しい作業である。及び腰で何度も挑戦して、ようやく星が取り付けられた。昨年度の反省から、今年は生徒会役員だけではなく、文化委員たちが参加したため、比較的早く設置が完了した。ただそこに居たという者もいるようだが、それも含めて皆の力で作り上げることに大きな意味があると思う。完成後は、ツリーの前で記念撮影が行われた。

夕方になって、もう一度ツリーの前に行ってみた。ちょうどクラブ活動を終えて帰宅する生徒たちがいたので、ツリーを挟んでの写真を撮らせてもらった。ツリーの前には可愛いトナカイたちも輝いていた。ホッとするひと時である。昨年もこのブログに書いたが、心が疲れていたり、トゲトゲしくなっていたりする者がいれば、その人への励ましや癒しになってくれればよいと思う。いつもの季節に、いつもの場所にあり、静かに華やかに佇んでいるクリスマスツリーの存在を、そんなふうに考えてくれる生徒がいてくれれば幸いである。聖なる夜に、生徒たちに良いことがありますように!