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Y3オーストラリア語学研修結団式

校長
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6月3日(金)、Y3(高2)オーストラリア語学研修のための結団式を実施した。今年度で第5回目となる。6月5日(日)の出発に先立って、最終確認としての結団式である。

校長の挨拶では、「"自分探しの旅"という言葉があるが、実際に海外に行ってみると、自分の小ささや弱さ、そして普段いかに人に頼っているかが分かる。家族の有難味も大いに知ることになる。異文化を体験するだけではなく、そうした自分を発見してほしい。また、"旅の恥はかき捨て"という言葉がある。決してやりたい放題すればよいというのではなく、勇気をもって恥をかいてきてほしい。それが貴重な体験になり、自分を成長させてくれるものになる。」と、私自身がいつも感じることを話した。

この後、事前研修に関わってもらったツーリストの方の司会で、生徒たちが自分たちの班の目標を発表した。「恥ずかしがらずに、自分から積極的にコミュニケーションをとる」、「英語ができなくても、伝えようとする意識を持って頑張る」、「積極的に話して、ステイ先のファミリーと交流する」という正統派もあれば、「自分の思うことをストレートに言って、シャイな日本人像を変えてやる」、「吸収するばかりでなく、こちらから発信する。オーストラリアへ何かを教えに行ってやる」という気合いの入ったものもあった。中には、「おいしいものを食べる」、「日本でできないことをやる」というシンプルなものもあったが、"どんな?"と突っ込まれると答えに窮していた点でやや心配になった。

その後に、添乗員さんの紹介があった。3名のうちの2名は第1回から続けてくださっている方で、いつも労を惜しまず、優しくおもしろく生徒たちのバックアップをしてくださる方たちである。すでに保護者の方やこの方たちのお世話があってこそ語学研修ができるということを生徒たちは気づいてくれているだろうか。

明日は1日準備の日とし、5日(日)から14日間の研修が始まる。内10日間のホームステイが、生徒たちにどのような成長をもたらしてくれるだろうか。楽しみでもあり、不安でもある。でも、そうして先輩たちは育ってきた。今回のブログの写真の並べ方を見て、懐かしく思う卒業生がいるだろう。彼らにも、あの時の経験を思い出して頑張ってほしいとエールを贈る。