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【古川】園児とのハロウィン

校長
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10月29日(木)、幼稚園でハロウィンパーティーが催された。これに合わせて、異学齢交流の取り組みの一つとして、園児たちがM棟やY棟にやってきて、「Trick or Treat」とお菓子をねだる行事を企画した。

2限目、PP棟から年長児たちが色鮮やかな衣装に身を包み、仮面までつけて悪魔や魔女になりきっての登場。Y棟3階のY3C(高2)の英語の授業に乗り込んでいく。Y3生たちも楽しみにしていたようで、準備よくハロウィン用の飾りを身につけて園児たちを迎えた。日頃の授業の時とは違って、皆にこやかな顔である。園児たちが歌う「ハローソング」や「ハロウィンソング」に何やら癒された表情の者もいる。一方の園児たちから見れば、「この大きなお兄さんやお姉さんたちはこんなところでいったい何をしているのだろう?」と不思議な気持ちになった者もいたのではないかと思う。

歌を披露した後はもちろん「Trick or Treat」のお時間。Y3生からお菓子を受け取った園児たちは「よしっ、目的は果たした!」と満足げな表情で、もらったハッピーターンをしっかり握りしめている。英語の時間のひと時の交流だったが、懐かしいような、恥ずかしいような、戸惑ったようなY3生たちの優しい笑顔が印象的だった。

4限目には、年中児たちがM2(小6)学年の各教室を訪れた。M2生たちは待ってましたとばかりに園児たちを大歓迎。魔女や海賊の登場するミニ演劇や、クイズ、トランプゲーム、折り紙などで園児たちをもてなす。園児たちを楽しませてあげようという気持ちはよく分かるのだが、よく見ていると自分たちがしっかり楽しんでいるようだ。ここでも、園児たちに癒されるお兄ちゃんやお姉ちゃんが多いようである。

私にとってはあまり馴染みのないハロウィンなのだが、こうした機会を利用して、子どもたちの憧れの気持ちや思いやりの心を育てられるのは良いことだと思う。12月になればサイエンスホールに大きなクリスマスツリーも登場する。行事を通して、自然や四季、日本を含めた世界各国の人々の営みに触れる活動を大事にしたい。