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【古川】校長会県外研修

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8月25日(火)・26日(水)の2日間に亙って奈良県私立高校校長会の県外研修を実施しました。昨年度の近畿大学白浜水産研究所に続いて、今年度は龍谷大学の深草キャンパスと瀬田キャンパスを見学させていただきました。

1日目の深草キャンパスでは、今年4月に開設された国際学部の説明を伺いました。最初に驚かされたのは、"日本一勉強する学科"を謳うグローバルスタディーズ学科の説明です。高校側の私たちが言うのもおかしいですが、日本の学生は大学受験までは頑張っても、その後は学生生活をエンジョイすることに一生懸命になるというイメージを強く持っています。

"日本一勉強する学科"とはそのイメージをすっかり覆してやろうという大学側の意気込み、いや本気を感じました。徹底的な英語学習と海外の大学での留学体験を課すカリキュラムに学生が懸命に挑もうとしているとのこと、加えてスタッフ・施設・フォローアップ体制等、大学ならではの取り組みにただ感心するばかりでしたが、私立高校の運営にも大いに役立つ内容を教授いただきました。

その後は学生によるキャンパス案内を行っていただき、自慢のラーニングコモンズをじっくりと見学させていただきました。

2日目の瀬田キャンパスでは、私たちの要望に応えていただき、今年4月開設の農学部について説明を伺いました。各学科の先生方が待ち構えて、それぞれの内容について情熱的に語ってくださいました。開設にあたって入念で壮大な準備をされたと感じさせられる点が随所にありました。

特に施設設備については、単にお金がかかっているというよりも、最新の教育と研究を行うためにこれだけの設備を整えてもらった先生方の喜びと意気込みが、その笑顔と熱弁から感じられました。植物生命学科・資源生物学科の実験温室や人工気象室、食品栄養学科のヒト代謝測定室や給食経営管理実習室など、「なるほど」と頷く以上に「そこまでやるのか」と唸ってしまいました。最新の設備で調理された料理もおいしくいただきました。

校長自身が大学の取り組みを直接学ぶことによって、自分たちの学校の生徒たちのためにより良い学校改革と進路指導ができればという思いで行っている研修会です。その目的に適った見学会・説明会を実施してくださった龍谷大学の皆様に改めて感謝申し上げます。