登美ヶ丘キャンパス内にあるアリーナプールにて、日本赤十字救急法指導員の講師をお招きして、小学校、幼稚園の教職員を対象に、救急法の講習会が行われました。
　水泳学習が行われる季節を前に、緊急時に子どもたちの命を守るための知識や技術を習得するため、毎年実施しています。

　参加した教職員は、訓練人形を使って、心臓マッサージや人工呼吸など心肺蘇生法を学び、実施訓練をしました。また、AEDの使い方について教えていただきました。年齢によってモードを変える必要があることや、ペースメーカーなどを利用されている人への対応について、その注意事項を話していただきました。

　次に、水の中で溺れかかったり足が攣ったりするなど身体的に緊急のトラブルが生じた場合への救助法について、教職員が実際にプールに入り、実践しました。どのように呼吸を確保し、さらにどのようなことを注意しながら安全な場所までどう移動するのかなどの方法について学びました。特に救助する相手がパニックを起こし、救助者にしがみついたりした場合の対処法についても教えていただきました。