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M2(小6)生を対象に「キャリアトーク」を行いました

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 M2(小6)生を対象に、実際にその仕事に従事されている方からオンラインでお話を聞く、「キャリアトーク」を行いました。小学校高学年では、仕事にはそれぞれ社会に対して様々な役割があることや、その大切さを理解することが大事になってきます。この日は最初のステップとして、「いろいろな仕事について知る」というテーマで、林業と工務店の仕事をされている方々から、お話を伺いました。

 林業の紹介では、実際に山の中で木を切り倒して、それを製材に加工する様子が映像を交えながら紹介されました。木の間伐をせずに放置していると山が荒れ、災害につながる要因にもなるそうです。お話の最後には、「林業に関わっていく人は少ないと思いますが、紙や電力なども木から生み出されています。森や山を守ることが、災害も防ぎ、皆さんの生活を守ることにもつながります。皆さんで考えながら、次の時代にバトンをつないでいってください」とのメッセージをいただきました。

 林業に続いて、木材で家を作る工務店の大工さんのお話を伺いました。大工さんは、先輩や親方のやり方を見て、なぜそのようにしているのかを考えて動くことが、早く一人前になるためには大切だと話されていました。家が一軒できるまでの工程について写真を交えながら説明していただき、大工さん以外に建築士をはじめ、電気・水道を整備する人など、様々な人達が関わって完成することも教えていただきました。最後には、インパクトドライバーで釘打ちの実演や、様々な大工道具の紹介もしてくださりました。

 児童たちは熱心にメモをとりながら、「毎日、何本くらいの木を切っているんですか?」、「危険なことはありますか?」、「一人前の職人さんになるには、どのくらいかかりますか?」など、疑問に思ったことを次々と質問していました。