12月8日にP2生が松尾寺へ一休さん体験に行きました。

まず、松尾寺に着くと、ご住職様からの説話を聞きました。日頃からお世話になっている人たちに対して、感謝の気持ちや思いやりの気持ちを持つことや、ひとつひとつのことに対して「ありがとう」という気持ちをもつことなど、これから生きていく上で大切なお話をたくさん伺うことができました。

その後は読経を行いました。般若心経を５回唱えました。最初は慣れない子どもたちも、5回目となるとすらすらと読めるようになりました。その次は座禅です。正しい正座のやり方や呼吸の整え方などを聞きながら、座禅に取り組みました。

最後は食事（じきじ）です。この日のお弁当は全員おにぎりだけの弁当です。住職様から、正座で背筋を伸ばして黙って食べることを教えていただきました。空っぽになったお弁当箱をおうちの人に見せて、「作ってくれてありがとう」の気持ちをきちんと言葉で伝えるように、とおっしゃっていました。

ひとつひとつがとても貴重な体験でした。住職様は「一生でこのような体験ができるのは今日が最初で最後になるかもしれない」という想いで、とても熱心にいろいろなことを教えてくださいました。