10月28日、秋晴れの爽やかな日和の下でP3（小学3年）生、P4（小学4年）生が、2班に分かれ、校内の棚田で稲刈りを行いました。
みんなの手で田植えした苗は、半年をかけて大切に育て、収穫の日を迎えました。

　まずは、ご指導をいただいている「ならグリーンファーム」の飯田さんから、鎌の使い方や稲を刈り取る工程について説明を受け、いよいよ稲刈りです。稲の数束を逆手でつかみ、鎌で刈り取っていきます。子どもたちからは「わぁ〜。稲をザクッと鎌で刈る時の感じって、すごく気持ちいい」という声が聞かれました。

　刈り取った稲は、トレイに乗せてコンバインまで運び、モミと藁に分けます。コンバインの中へどんどん送り込まれていく稲束を見ながら、「すごい機械！」と感動していました。

　また、コンバインのスケッチもしました。コンバインが唸りをあげて動く勢いを力強く表現したり、部品の細かな部分を描き込んだり、それぞれが個性豊かに描いていました。

　稲刈りを終え、振り返りの中で子どもたちから「これからお米を食べる度に、稲刈りのことを思い出すよ。きっと」という会話が聞かれました。