5月8日(月)、平成29年度奈良登美サッカースクールを開始しました。本校では、PP3(年長)からM2(小学6年)までの希望者を対象に、サッカーを楽しく学ぶことを通じて園児や児童に体力の向上を図る目的で、昨年度より奈良登美サッカースクールを開校しています。
今年度は、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブから、村上コーチと河野コーチの2人をお招きして、指導をお願いします。

まずは、ウォーミングアップからスタート。コーチの指導で、グラウンドに置かれた目印を10回まわれば10点がもらえます。どの目印をどのように回るか、それぞれが考えながら挑戦しました。上手くできた子も、できなかった子も、それぞれで考えながら身体を動かすことの喜びを学びました。
続いて、試合が行われました。チーム分けや対戦相手の選び方、どのコートを選ぶかなど、自分たちで考えてプレーを開始。コーチや先生はルールの説明をしたり、ボールの蹴り方などのアドバイスをしたりしながら、終始「どうしたら、少しでも早く試合を始められて、長く楽しめるのか考えよう」と、子どもたちが自分で考えるような声かけをしていました。
最後に、学年違いのグループで即興のチームを作ってミニゲームを実施して、今年度最初のサッカースクールは終了しました。

スクールでは、子どもたちが楽しそうにボールを追いかけている姿がとても印象的でした。村上コーチは「今の子どもたちは、すぐに『こうすればいい』と教わるため、失敗に慣れていません。サッカーは答えの無いスポーツですから、自ら考える力を育てられるように指導しています」と話しました。
　今後、月4回のペースでスクールは開かれる予定です。