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【小学校】CAP防犯講習を行いました

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6月10日(火) CAP防犯講習を行いました。
これは、児童が自分自身の問題を解決する力を信じて引き出す「エンパワメント」の考えを基本とした「CAPプログラム」で、CAP奈良(冨田葉子代表)の皆さんにお越しいただき、小学3年生(P3)が受講しました。

CAPの取り組みは、一人ひとりが正しい知識と人権意識を持つことで、自分を守る力を養うことを目的としており、はじめに大切な3つの権利「安心」、「自信」、「自由」を学びます。

そして、この3つの権利を侵す「暴力」に対して、拒否すること、誰かに話すことなどの対処方法を話し合い、子どもたちが自分に自信と勇気を取り戻して大切な命を守る術を身につける訓練を行います。

続いて「いじめ」や「誘拐」、「性暴力」などの具体的なテーマにそったロールプレイを通して、「No」と言える強さやタイミングを実践方式で学びました。
「いじめ」をテーマとしたロールプレイでは、下校時に荷物を持たされることが常態化した児童が、「助けてほしい」とクラスメイトにSOSを発するシチュエーションで行われ、積極的に参加した児童は、いじめっ子に対して勇気をもってしっかりと「NO」を突き付けていました。

子どもたちの様子を見ていた教員は、「悩みを1人で抱え込まず家族や担任、友だちに相談したり、共有したりすることで解決できる方法がいくらでもあるということを意識してほしい。それぞれの学齢に応じた対処方法を学ぶのはとても良いこと」と振り返り、子どもたちが楽しみながら積極的に参加している様子に「今後も、継続的な指導と、教員や保護者も学ぶことが重要です」と話しました。