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【幼稚園】【小学校】奈良学園登美ヶ丘教育フォーラムを開催しました

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12月2日(日)「学力格差は幼児期からはじまっているか~子どもの健やかな成長を願って~」をテーマに、奈良学園登美ヶ丘教育フォーラムを開催しました。「学力格差は経済格差を反映している」と報道された内容に焦点を当て、基調講演とパネルディスカッションの2部構成で行いました。

基調講演では、奈良学園登美ヶ丘教育アドバイザーの内田伸子氏(筑波大学常勤監事、十文字学園女子大学理事・特任教授、お茶の水女子大学名誉教授)を講師に迎え、子どもの学力に影響を与える要因について、調査した結果と子どもが伸びる言葉がけやしつけスタイルなどを提言していただきました。

内田氏は様々な調査結果を例に挙げ、3歳・4歳・5歳で全く異なる思考と行動の特性を話し、年齢に応じた環境と対応が重要であり、共有型と強制型のしつけの違いは子どもの成長に大きく影響するとして、子どもの主体性を大事にすること、すなわち、子どもの探究心や好奇心を土台に創造力を育むことが大切であると話しました。

続いて、「幼児期・児童期の教育~学校現場からの発信~」をテーマにパネルディスカッションを行いました。内田氏、藤原和幸(奈良学園小学校校長)、荒井恵子(奈良学園幼稚園園長)の3人をパネラーに、古川謙二(奈良学園登美ヶ丘教育総括監)がコーディネーターを務め、本学園の幼稚園と小学校における強制型ではなく共有型の姿勢を重視する取り組みと、子どもの年齢や発達段階に応じた教育内容や実践例を紹介しました。

最後に、内田氏が「子どもの旬(学ぶ内容の適正時期)を見極め、適切に働きかける幼稚園と小学校の仕掛け(取り組み)を確認させていただいた」と締めくくり、今回の教育フォーラムを終えました。

多数ご参加いただき、ありがとうございました。