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P2(小学2年) 宿泊学習で吉野へ行きました

 
 

2年生が、吉野山で宿泊合宿を行いました。
連日の悪天候から打って変わって晴天に恵まれた中、竹林院群芳園で開宿式が行われました。

福永校長から開宿の挨拶があった後、児童代表が当旅館の支配人へ「お食事や入浴、畳の部屋での過ごし方を学び、護摩焚きをして心を鍛えます。一生懸命がんばりますのでよろしくお願いいたします」と元気に挨拶をしました。

開宿式が終わると、山菜ごはん・三輪そうめん・笹巻カスタードといった奈良県の食材を使った昼食をいただきました。中でも、山菜ごはんはお替りが無くなるほどの盛況ぶりで、児童たちも大満足した様子でした。

お腹が満たされたところで櫻本坊へ移動。護摩焚きの法要に参加し、巽良仁住職の法話を聴きました。自分が願いを書いた護摩木が焚かれる様子に一同興味津々。熱気と煙が充満している堂内で、みんなしっかりと法要を見届けました。

法要の後は、言葉を発さずに急峻な山道を如意輪寺へ向かうサイレントウォーク。先導する巽住職からは「喋らず、心を静かにして歩くと色んな音が聞こえてきます。何が聞こえるか、是非耳を傾けてください」と説明を受けました。険しい道と蒸し暑さのせいか、児童たちは足取りも重くちょっと疲れ気味の様子。しかし如意輪寺に到着すると、山道を歩き切った達成感からか、生き生きとした表情を取り戻していました。

2日目は大滝ダムの見学と吉野杉による割り箸作りを体験。到着した時よりも少し顔つきがキリッとしたよう。「心がすっきりした」「心がほっとした」といった声も聞かれ、普段の学校生活では経験できない数々の体験を通して、心を強くすることができたのではないかと思います。