明後日から始まる琵琶湖への宿泊学習に向けて、小学校３年生が、事前学習を行いました。
講師には奈良文化女子短期大学の磯辺ゆう教授を迎えました。

テーマは『水の中にはどんな生き物がいるかな　学校の中で見てみよう』。本学にある２つの大きな水場「ビオトープ」と「修景池」それぞれの水を採取して、顕微鏡で見た映像をプロジェクターで映し出します。
学校という身近な場所に、どんな生き物が潜んでいるのか、みんなで観察しました。

「ビオトープ」の壁や井戸の周辺にはケイソウという藻や、ミズムシ、サカマキガイが、「修景池」周辺にはワムシなどが生息していました。映し出された水中世界の不思議な映像に「見えたー！」「動いてるよ！」と感嘆の声が上がります。

磯辺教授からは「目には見えなくても、水の中にはたくさんの生き物が生きています。皆さんが宿泊学習に行く琵琶湖にもたくさんいます。琵琶湖からいっぱい教えてもらってきてください」とエールを贈っていただきました。児童代表が「明後日の宿泊学習の中で、色々な生き物を見てこようと思います。今日はありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、授業は終了しました。