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【P2】 上ノ太子観光みかん園に遠足に行きました

 
 

P2(小学2年)生が、果樹の生育の仕組みを学び、学園内での果樹園の栽培に興味を持って取り組んでもらおうと、上ノ太子観光みかん園に遠足に行きました。
まず、坂道を登りみかん園の入り口で、浅埜清一さんからみかんの一年について説明を受けました。
12月から土壌の手入れに始まり、5月に白い花が咲き、6月に樹が自分で実を落とし(自然落果)、真夏にハダニがつく頃にだけ農薬を使うなど、一年かけて丁寧に育てていることを学びました。
ここのみかんは残留農薬がほとんどないことから、大阪エコ農産物に指定されています。

児童からの「甘いみかんの選び方は?」の質問に、「太陽に充分あたっていて、風雨にさらされているみかんは固い。そのみかんが美味しい。」と答えてくれました。
また、「今年の暑さはどうでしたか?」の質問には、「いい質問ですね」と前置きされた後、「今年は暑くて、みかんの樹が自分を守ろうと多くの実を落としました。そのため、こんな不作はみかん園初めてのことです。」と浅埜さんが語ってくれました。

その後、みかん狩りを行い、各々みかんを取って、その場で食べました。もぎ立てのみかんはどれも美味しく、みんなニコニコ笑顔でみかん狩りを楽しみました。
頂上でお弁当をいただいた後、アスレチックを楽しみました。最後にみかん園の方に、あいさつをして帰路につきました。
今回の遠足では、自然の恵みのありがたさ、自分で実を落とし樹自体を守ろうとする果樹の生命力の強さなど、さまざまなことを学びました。