11月7日(月)、小学4年(P4)生が、PMダイニングで『収穫祭』を行いました。 これは、6月から取り組んできた"米づくり"の最後の締めくくりとして、日本古来の『新嘗祭』を体験して、食べ物や自然の実りに対する感謝の気持ちを育もうという目的で行われたものです。各クラスの社会係の児童が代表して、藤原和幸校長に感謝の言葉と共に"新米"を納める儀式を行いました。
続いて、米作りを指導していただいた、ならグリーンファームの飯田喜代視さんから『新嘗祭』の説明と、「米作りの苦労を思い出して、食べ物やご両親に感謝する気持ちを忘れず、一粒一粒大切に味わってください」とお話がありました。
そして、一生懸命に育ててきたお米の成長を"お米クイズ"として振り返り、飯田さんと、お米をおいしく炊き上げてくださった調理士さんに感謝の言葉を送りました。
いよいよ、心待ちにしていた『おにぎり作り』です。お櫃から上がる湯気とともに、お米の香りが広がり、児童たちはお米の輝きを感じながらしっかりと握りました。そして、いつにも増して大きな声で感謝の気持ちを込めて「いただきます」を言い、口いっぱいにおにぎりをほおばっていました。「いい香り」「甘い」と感動した様子で、中には3つ目に挑戦する児童もいました。
児童たちは、米づくりを通して、太陽や水、土、周囲の方々、そして"食べ物"への感謝の気持ちを、今日のおにぎりの味わいと共に、しっかりと胸に刻んでくれたことと思います。 |