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書写の学習

校長
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今、3年生以上の掲示板には書写の時間に書いた硬筆や毛筆の作品が掲示されています。
書写は、1年生から学習しています。毛筆は3年生からです。隔週で指導する1時間を積み重ねて、どうやって筆を扱えば、思うような字を半紙に書くことができるか、少しずつできることが増えていくのです。
6年生が、最後の授業を終えた後に、3年生からの書写の学習を振り返りました。その振り返りを見せてもらいました。

「一つ一つの授業の目標を立てて、その目標を達成していくための工夫をするのが楽しかったです。書写はあまり得意ではないけれど、一回一回少しずつ練習する中で気を付けることが見えてきたり、字がかっこよく見えるためにはどのようにすればいいのかが分かってきたりしました。練習を何回かした後で、その中の反省を生かして清書するということは、努力の積み重ねだと思います。書初めや、うちわ、色紙などに書くことも、その努力を発揮するものの一つだと思います。書道は日本の文化でもあるし、自分の心を落ち着けるものでもあります。なので、これからも書道を一生懸命やりたいと思います。」

「私は、6年間で書写の楽しみが分かりました。書写は、心を落ち着かせて書くと、とてもきれいな字を書くことができるとわかってきました。少し工夫することによって、かっこよく見えたり、字が持っている意味にあった字になったりしました。この6年間で書写の魅力が分かり、書写の習い事も4年生になってから始めました。私は、字がきれいになりたいと思ったのではなく、書写が楽しい、おいもしろいと思って始めました。中学になったら書道部に入ろうと思います。」

ふだんは見せない心の内を振り返りからみることができる、どの子もそんな内容を書き記してくれていました。じっと落ち着いて、一文字に一画に向かって筆を運ぶ、そんな時間の大切さを感じ取ってくれた6年生です。