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M尚志祭

校長
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「この状況でも尚志祭ができることを感謝したい」という生徒会副会長のあいさつでM尚志祭が始まりました。いつもの年なら、MとYのタームが一緒になって開催するMY尚志祭ですが、今年の社会状況を受けて大きく形を変えての開催となったのです。でも、子どもたちは、毎年行っている調べ学習や探究学習に積極的に臨み、その内容をMターム内では動画配信によって、保護者の方々にはWEB配信などを使って発信しました。

このM尚志祭当日までに、各学年では全員が互いのまとめたものを交流し合い、代表者を選考しました。当日の大講義室では、M1(小5)学年からM4(中2)学年の代表者が集まって発表し、各学年の子どもたちは教室でそれを聴く、という形でした。
M1学年は、広島への宿泊学習に向け、様々なテーマで調べたことを、パワーポイントにまとめて発表してくれました。「貞子さんについて」調べたグループは、原爆が落ちた広島にいた貞子さんについて考えながら、ハワイのパールハーバーでも展示されていることにも触れ、お互いを認め合い心の輪をつなげていくことが必要、過ごしている毎日はとても価値があることなどに考えを至らせていました。「大久野島」、「戦争中の町や建物の様子」などをテーマに自分たちがすべきことは何か、考えたことを発表してくれました。
M2学年は、宿泊学習でハワイに行くことができなかったのですが、ハワイに関わるたくさんのことについて調べてきました。ロイロノートを使いながら、ネネについて、ハイビスカスについて、タロイモについて、ハワイ語について、コナコーヒーについて、食文化についてなど、一人一人のテーマをまとめ、発表してくれました。M2生は、2月末にハワイの姉妹校であるメリノール校とwebでつながり、交流を行う予定です。そこに向ける思いをつなぐM尚志祭にもなりました。