関西フィルハーモニー管弦楽団の皆様が奈良学園小学校で演奏会を開催してくださいました。
今年の音楽の時間には、マスクなしに思い切って歌を歌うことができず、様々な約束をしながらの授業になっています。そんな子どもたちですから、フルオーケストラの演奏を聴くことができる機会をとっても楽しみにしていました。広い体育館で暖房を入れながら換気をしっかりと行い、マスクをして、お話をしない約束などの感染対策をしっかりしての音楽会です。

グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲から始まり、その音に引き寄せられていきます。それぞれの楽器の名前や音色について、実物を前に全部の説明をしていただきました。金管楽器や打楽器の説明をしたあとに、これらの楽器が大活躍する曲「スターウォーズ」より「ダース･ベイダーのテーマ」を演奏していただくと、その迫力に体を動かしながら聴く子どもがたくさんでした。その後にもどこかで聴いたことのある曲が続き、生の演奏の迫力を体全体で受け止めた子どもたちでした。

音楽会が終わった後の２年生の感想です。
「ぼくはしきしゃが気になりました。理由は高く上げたり下におろしたり手をさしたりいろんなことをやっているから、それで何が変わるんだろうなと思ったからです。さいしょの歌をきいた時、いつも朝にきいていた曲なのに、ま近できくとすごくはくりょくがあって、まるでちがう曲をきいているようでした。ハープはきれいな音で体があたたかくなりました。ぼくは、ティンパニーとバスドラムとシンバルが好きです。理由は、どれも大きな音がしてむねにドクンとして気持ちいい音になるからです」
「...わたしが気に入ったがっきは、ハープとバイオリンです。りゆうは、どちらもきれいで花びらがまうような音だからです。わたしは、オーケストラははじめてなので、そのはくりょくにはおどろきました。...」
子どもたちの心に残るたくさんの音のプレゼントをいただきました。関西フィルハーモニー管弦楽団の皆様、ありがとうございました！