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一人一人のイメージを表現する

校長
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図工室をのぞくと、P1(1年生)の子どもたちが作品から感じたことを発表していました。作品は「ゆめのあじさい」。友だちが描いたゆめのあじさいのどこがいいと思ったか、「みんなの形と違うあじさいだからいいなと思いました」などなど、自分の言葉で友だちの作品について思ったことを発表します。発表する子どもも、作品を描いた子どもも誇らしい瞬間です。

P棟の1階・2階のフロアには、P4(4年生)までの子どもたち一人一人が、自分のイメージを絵の具を使って制作した作品が展示してあります。
 P2「たまごからうまれたよ」
 P3「色・形・いいかんじ!」
 P4「まぼろしの花」
 P3の作品の横には、作品を制作していった過程が説明してあります。『にじみ技を学んだあと、画用紙全体に水を含ませたスポンジでぬらし、その上に絵の具で色を塗ったり線を描いたりしていきました。にじみが乾いてから、その雰囲気から感じたことを線や点で描き加えました』
確かに、線や点が加えられていることで、にじみがどのように見えたのか、子どもの考えたことが作品を通して分かる気がします。

言葉や文章、歌などもそうですが、子どもたちが自分らしさを発揮して表現する絵画というスキルをこうやって身につけていってくれるのだな、と改めて思いながら作品を鑑賞しています。