M2生を送る会
3月8日(水)、P4・M1(小4・5)の企画委員が中心となり、全校児童による「M2(小6)生を送る会」を行いました。P生とM1・2生の交流を企画及び実行する企画委員たちは、今年度、「小学校全体遊び」や委員会活動などに取り組んできましたが、その締めくくりとして、お世話になったM2生たちに感謝の気持ちを表すとともに、M2生から学んだことを自分たちが今後に受け継いでいくためにこの催しを企画しました。
MY体育館にP1生~M1生がまず集合し、企画委員からこの会の説明を受けた後、いよいよM2生たちを迎え入れます。入場するM2生たちは何となく気恥ずかしそうな様子ですが、それでも自分たちがお世話にしてきた後輩たちの拍手に嬉しそうに応じていました。
続いて、企画委員たちが考えたこの日のための「全体遊び」が行われました。最初は「じゃんけん列車」。異学年同士がじゃんけんをして、負けた方が白帽子になって相手の後ろに回ります。それが繰り返されるたびに、小学校の全学年の児童たちが連なっていき、体育館いっぱいに動き回ります。どの顔も笑顔です。特に大きなお兄さんお姉さんと一緒に遊ぶことを楽しみにしている低学年の子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。
「全体遊び」第2弾は、「ステレオゲーム」。壇上の企画委員が一つの単語の一文字ずつを一斉に叫びます。そして、「"サンゴ"と"ビンゴ"、今叫んだのはどっちの単語?」と質問が出ます。その答えをみんなは赤白帽で示します。少しややこしいので、楽しめるかなと心配をしたのですが、児童たちはここでも一生懸命にゲームに取り組んでいました。本校の児童たちの積極性や素直さを見ることができました。このゲームの最後の単語は"おめでとう"か"ありがとう"という問題。なるほど、企画委員たちはこの言葉を言いたかったんだなと分かり、彼らのアイデアに感心させられました。
楽しい時間も終わりに近づき、全員で「ビリーブ」を歌った後に、企画委員から、「全体遊びでは優しく接し、委員会では上手にリードし、タテ割り清掃では親切に掃除の仕方を教えてくれました。M2の先輩方、本当にありがとうございました」というM2生へのお礼のことばがありました。これに対してM2生からも、「中学に上がっても皆とのこの関わりを大事にしていきたいと思います。皆さんもこうした企画を続けて行ってください」と御礼と励ましの言葉がありました。楽しく、さわやかな時間を過ごすことができました。