3月4日（土）、課外講座バレエの1年の締めくくりとして、第9回ファイナルコンサートがMY体育館で行われました。P1からP4の受講児童22名が可愛らしい、または艶やかな衣装に身を包み、舞台に立ちました。

今年のテーマは、有名なバレエ作品「コッペリア」の第3幕。主人公の結婚の祝宴で披露される「暁（P1）」、「仕事（P2）」、「花嫁（P2）」、「祈り（P3）」、「時（P4）」の踊りに取り組みました。2月に練習を見せてもらった時には、先生から立ち位置や足の運び、顔の表情など、数多くの注意を受けながら四苦八苦していた子どもたちの姿があったのですが、それ以降さらに練習を重ねての今日の舞台。先生の「あの子たちは本番に強い！」の言葉通り、みんな堂々として、美しくしなやかに精一杯踊っていました。また、保護者の方々の努力の甲斐もあり、本番の衣装を身につけるとみんな自信が湧いてきたようで、それが一人ひとりの踊りにつながっていました。

舞台デビューのP1(小1)生たちはオレンジ色の衣装を身につけ、息の合った「暁の踊り」を披露してくれました。その初々しさと軽やかさがとても印象的でした。P2(小2)の「仕事の踊り」は、スラッとした立ち姿と力強い踊りに感心しました。同じくP2の「花嫁の踊り」は、白いベール姿がとても美しく、優雅な雰囲気を感じました。P3の「祈りの踊り」では、トゥシューズも履きなれてきたようで、手や足をよく伸ばし、身体全体を使って表現できるようになっているところが素敵でした。そして、最後の舞台となるP4の「時の踊り」では、9人が複雑な踊りをきれいに合わせながら、堂々と踊り切りました。学年が上がるごとに難しい課題に挑戦しているのがよく分かりました。

客席は、保護者の方だけではなく、孫の踊りを見るためにたくさんのお祖父さまやお祖母さまも来られていました。また、友だちの舞台を見るために同級生たちもたくさん駆けつけてくれていました。大勢の観客の前で踊ることができ、受講児童たちは一段と自信をつけたようです。応援してくださった保護者の皆様や、この課外講座を担当いただいている先生方に改めて御礼申し上げます。