5月13日（金）、昨日から吉野への宿泊学習に出発したP2(小2)に加えて、今日はP1・3・4(小1･3･4)が遠足に出かけました。それぞれの行き先は、P1は生駒山麓公園、P3は山城総合運動公園、P4は春日山原始林です。

昨日からの夏を思わせる陽気の中、いつものランドセルではなく、愛情たっぷりのお弁当をつめたリュックサックを背負って、P生たちは登校してきました。特に、P1生たちは、小学校に入学して初めての遠足ということで、少し大きめのリュックサックを背負いながらも皆笑顔です。出発前の教室での打合せの時には、児童たちの班や今日の目的を確認しながら、事故なく皆が楽しめるようにと、先生方は子どもたちの気持ちを引き締めるのに懸命になっていました。

P1生の遠足の目的は、「生活科の『さあ　みんなで　でかけよう』の学習の一環で、生駒山麓公園の草花を見つける」こと。さあ、どんな草花を見つけて、その感想を書いてくれることかと楽しみにしながら、出発を見送りました。P3生は、「遊びを通して、学年やクラスの繋がりを強める」ことが目的。公園内にある「冒険の森」という巨大遊具のあるフィールドアスレチックでの活動やクラス遊びで思い切り動き回るようです。P4生の目的には、「山道を登り切る精神力と体力の向上を図る」というものがありました。柳生街道の滝坂の道を通って若草山へと向かうコースを頑張って歩きます。山焼きで有名な若草山ですが、いざ登ってみると結構足に来ます。山頂でのお弁当を楽しみに、頑張って登って来いよと励ましました。午後には、各学年とも元気に帰ってきました。本当に皆思いっきり遊んできたようで、身体から湯気が立ち上っているように感じました。

午後4時には、1泊2日の吉野宿泊学習を終えたP2生たちが帰ってきました。疲れてバスの中で眠っていたのか、「お帰り！」の声に反応する者はごくわずか。箸作りや紙漉きの体験、蔵王堂での講話などたくさんの活動に頑張ってきたのでしょう。それでも、保護者の方の前での解散式では、全員シャキッとして元気な声で帰校の挨拶をしていました。

どの学年も、暑さに負けず、無事目的を果たして校外学習を済ませたようです。