7月27日（月）～29日（水）の2泊3日で、P4生が京都府南丹市美山町で宿泊学習を行いました。夏らしい天気の中、いざ美山に向けて元気に出発。到着後は、かやぶきの里で開校式を行い、2つのグループに分かれて、かやぶきの家見学と由良川でのラフティング体験という1日目の学習に取り組みました。

2日目の28日（火）、彼らの様子を見学するために、朝から美山へ車を走らせました。京都縦貫道が繋がりスムーズに行けるようになったと聞いていた通り、園部ICを降りて、山あいのきれいな道を行くと、学校から2時間弱で美山に到着しました。お世話になっている河鹿荘のご主人に挨拶し、この日の体験場所について伺うと、「ここから車で20分ほどですよ」と軽い返事。気楽な気持ちで、その芦生原生林に向かって車を走らせたのですが、道は舗装されているもののどんどん細くなり、山の中へと続いていきます。対向車が来ないことを祈りながらの20分、何とか無事に到着しました。車を出た途端に聞こえてきたのは、森の方からのチェーンソーの大きな音。その音を頼りに森に入ってみると、いました！いました！、ヘルメット姿の我がP4生たち。NPO芦生自然学校の皆さんの指導でチェーンソーやのこぎりを使っての丸太（飯盒炊さんでのテーブルとイスに使うそうです）を切り出しています。勇ましいというよりは、おっかなびっくりの様子ではありましたが、指導員からの言いつけをよく守って、みんな真剣な表情でした。

林業体験の後は、森を奥に進んで、川原のあるキャンプ場での飯盒炊さんです。ナタを使っての薪割り、川原でのお米とぎ、薪への火おこしなど、次々に課題が課されます。ワイワイガヤガヤとみんな楽しそうにそれぞれの課題に挑んでいました。予定を30分ほどオーバーしましたが、何とか無事しし肉としか肉入りのカレーライスにありつけました。私も、こどもたちと一緒に食べさせていただきましたが、自然の中で自分たちが作ったものを食べる喜びが感じられ、本当に美味しかったです。

29日（水）、3日目の農家ショートステイ体験も無事終え、予定より少し早めに学校に到着しました。ちょっと疲れた表情ながらも、やり終えたという満足感が子どもたちに満ちていました。