「命の授業」が開かれました
7月25日(木)、M4(中2)学年では、奈良県助産師会の中村喜代美さんと橋本歩美さんを講師にお招きして、「命の授業」が開かれました。この講義では、心身の発育や変化など人間の性の成熟について理解するとともに、発達途上にある自分の性を受け入れ、自他を大切にしようとする気持ちをもって行動できるようになることを目的としています。
授業は前半と後半に分かれ、前半は思春期の心と身体について教わりました。思春期を迎えると、心も身体も変化をしていきます。男女それぞれのよくある悩みを、対策も交えて紹介するなど、正しい知識を身につけるための講義をしていただきました。
また、人間関係を築く上で必要な、パーソナルスペースの距離感についても教えていただきました。
後半は、妊娠、出産についてです。胎児の写真や心音、赤ちゃんの産声を見たり聞いたりしました。また、お腹の部分が大きく膨らんだベストをつけて妊婦さん体験をしたり、赤ちゃんの人形を抱いたりして、妊娠、出産についての理解を深めました。
最後に出産シーンの動画をみんなで見て、新しい命が誕生する瞬間の感動に思わず息を呑みました。
参加した生徒からは「弟や妹が生まれた時のことを思い出した」「出産は母子共に命懸けだと改めて思いました」と声が上がり、この先かけがえのない命を紡いでいく若い世代として、大切な学びとなりました。