2月14日（木）2012年度奈良県私立学校人権教育推進協議会の実践発表会が本校の大講義室で開催されました。この発表会は、奈良県内の私立高等学校の教諭が一堂に集い、人権教育への取り組みやその成果、今後の課題などを学校間で情報共有し、意見交換する交流の場です。

開会の挨拶として、本協議会の会長を務める本校の古川謙二校長が「他校の実践発表を通して、各校の人権教育の実践に活かす」という研修会実施における趣旨を述べました。

発表では本校代表として、高等学校・中学校の社会科、また生徒指導部人権教育係を担当する梶ヶ内教諭が「本校の人権教育の取り組みについて」という表題で、養護教諭やスクールカウンセラー、教育相談コーディネーターなどの専門家と連携を図る校内人権教育推進体制や年間指導計画作成までの流れなどを報告しました。今後の課題として、幼少中高一貫のメリットを活かしたシステムつくりなどを挙げました。

各学校の発表の後は、質疑応答、来賓の奈良県地域振興部文化・教育課主査からの総評をいただき約3時間の発表会を終えました。