大学探訪~OB・OGを訪ねて~(大阪大学)
校長
11月1日、創立記念日に恒例となりました大学探訪~OB・OGを訪ねて~を京大と阪大でY1(中3)・Y2(高2)生を対象に実施しました。阪大は、阪大名誉教授の理事長先生に企画していただき、千里キャンパスへ校長も引率させていただいて、工学部応用理工学科の3つの研究室の見学と電気電子情報通信工学の模擬授業を受けさせていただきました。
研究室では、金属3Dプリンターを駆使した革新的な生体材料や航空宇宙材料の創製、高効率・高出力の燃料電池の開発、熱をテーマとした環境・エネルギー問題へのアプローチなど、最先端の研究分野の一端を解説していただき、最新鋭の実験機器などを見学させていただきました。模擬授業では、「フェースドアレイレーダーによる気象観測」と題して、これまでにない高分解能レーダにより積乱雲を可視化して、高精度かつ高頻度な降雨観測を目指す研究について解説いただきました。
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講義後は、5名の先輩たちが合流して、5グループに分かれて大学生活や自身の研究について、また中高生時代の勉強の仕方や志望校をどのようにして決めたか、受験勉強をどう乗り越えたかなどについて細かくアドバイスをしてくれました。
講義や解説内容については、理解が難しいこともあったと思いますが、生徒たちにとっては知的好奇心をくすぐる刺激満載の一日となったことと思います。


