理科実験授業②
校長
理科の実験授業を2クラス、見学しました。
Y2(高1)では、液体窒素を使って「-196℃の世界」と題する化学の演示実験が行われていました。液体窒素に風船を入れる実験、みかんや濡れ雑巾、ゴムボールなどを凍らせる実験、ビニール袋に液体窒素を入れて袋を破裂させる実験、ドライアイスをつくる実験、シャーペンの芯を液体窒素に入れ、電源装置につないで光らせる実験など、多彩な実験が次々に展開し、歓声や驚きの声が実験室に広がりました。生徒からは「今までの化学の授業で一番面白かった」の声も。
Y4(高3)では、生物選択生徒によるニワトリの解剖が行われました。外観を観察した後、胸部を切り開き大胸筋と小胸筋を観察。胸骨を外して肝臓・心臓・胃・小腸などの内臓の観察、続いて呼吸器、消化管と丁寧に観察していきます。メスはたくさんの卵や輸卵管から殻になりかけの卵も取り出せました。解剖が進むにつれて、手慣れた様子で様々な器官を観察し、同じ脊椎動物であるヒトのからだについても理解を深めました。