ニュース

沖縄宿泊研修

教頭
  • 沖縄宿泊研修
  • 沖縄宿泊研修
  • 沖縄宿泊研修
  • 沖縄宿泊研修

5月23日(火)~26日(金)の3泊4日で、Y1(中3)沖縄宿泊研修を引率してきました。4日間ともに天候に恵まれ沖縄の青空を見ることができました。

初日は白梅の塔で平和セレモニーを行いました。宿泊研修委員長が平和メッセージを読み上げ、代表生徒が花束、千羽鶴の献納、学徒が母親に送った手紙の朗読も合わせて行いました。平和ガイドさんが三線で沖縄の歌を歌ってくださり、最後に全員で黙祷を捧げました。午後からは南風原文化センター、20号壕、平和の礎を訪れ平和についての学びを行いました。

2日目は、午前中にシュノーケリング、琉球ガラス館での体験、午後からはシュノーケリング体験を行った大度海岸で、イノー観察、サンゴ植え付け体験を行いました。同じ場所で潮の満ち引きにより違う体験ができることは自然の壮大さを感じる機会でもありました。3日目は午前中にガマ体験を行いました。懐中電灯を持ちガマの中に入っていきました。途中、平和ガイドさんからの指示で懐中電灯の光を消し、真っ暗な中で水滴の音、隣の人の呼吸音だけが聞こえる環境を作り、この中で数ヶ月も過ごし生還された人のことについても聞くことができました。多くの方が亡くなったその地に立ち、あらためて平和に過ごすことの大切さを感じることができました。午後からは美ら海水族館で自由研修、ホテルに一度戻り夕食を摂った後、近くの体育館に移動し学年レクリエーションを行いました。研修委員を中心に決めた内容は、学年に一体感をもたらしました。

いよいよ最終日、3年前の火災で姿を無くした首里城を訪れました。今しか見ることのできない復興の様子も良い経験だったのかも知れません。最後に国際通りを班別行動で過ごした生徒たちは帰路につきました。平和学習、生物の多様性・自然体験と充実した4日間を過ごしました。「しんか ~命尊し学べよ宝」をスローガンに、宿泊研修委員を中心とした生徒たちの行動は、Y1学年としての逞しさを感じることができる期間でした。今回の経験を普段の生活にも更に活かしてくれることを期待します。

(教頭三笘)