大阪城ホールで開催された日本室内陸上競技大阪大会に出場したM4南こはるさんがU16（16才以下）、60ｍ走で見事準優勝に輝きました。引率していた陸上部監督より電話をもらい、予選を3位通過、決勝では優勝の可能性もあるとのことで、それは一大事と取り急ぎ会場に駆けつけました。

決勝は、後半に激しく追い込み、ゴール寸前で逆転したかと見える接戦でした。惜しくも優勝を逃しましたが、並み居る強豪を相手に全国第2位とはまさしく快挙であり、Wonderful、Great、Excellentであります。記録は予選より0.1秒短縮して7秒66で、何と大会タイ記録。優勝選手とはわずか0秒01差でした。

レース後、彼女に「おめでとう！」と声をかけると「悔しいです。1位だと思いました。」が第一声。爽やかな笑顔で応えてくれました。それを聞いていた監督教員が一番悔しがっていたようでしたが、選手に最適の練習メニューを工夫し、よくここまで指導してくれたと彼女の頑張りとともに敬意を表したいと思います。

この大会は、標準記録を突破した選手が全国から集まる国内最高の室内陸上競技大会で、年齢ゾーン別に競技が行われ、オリンピック選手や日本記録を更新するレベルの選手も出場しています。私も応援していて、彼女の風のように突き抜ける雄姿に感動しました。やはり厳しい練習に耐え抜き、限界に挑戦する姿は本当に美しいものです。
今後は、全国中学校選手権大会への出場と上位進出を目指して鍛錬していきます。目標突破に期待が膨らみます。頑張れ！奈良登美スポーツ選手たち！