ニュース

Y3オーストラリア語学研修②

校長
  • Y3オーストラリア語学研修②
  • Y3オーストラリア語学研修②
  • Y3オーストラリア語学研修②
  • Y3オーストラリア語学研修②

Y3オーストラリア語学研修の現地3日目に、初めて交流校となったTamborine Mountain校を訪問した。街から離れた山の中にある学校なのだが、環境の良さは抜群。ゴルフ場の中に学校があるように思えた。ちょうどモーニングティーの時間に生徒たちと出会った。3日目にしてこれか!と思えるほど、すでに交流は深まっているようだった。聞いてみると、Tamborine Mountain校の生徒たちがとても友好的に本校生に接してくれるからだそうだ。中には、ホストファミリーの小学生も一緒になって、モーニングティーやランチを楽しんでいるらしい。広々とした芝生で仲良くクッキーをつまんでいたり、屋外のコートでバスケットボールに興じていたりする双方の生徒たちの姿に感心するとともに、うらやましく思った。

授業の様子も見せてもらったが、この学校ではバディーの授業に出るのではなく、現地校のクラスと一緒に授業に取り組むという方式である。ちょうど数学の授業が行われていた。数式を扱うものではなく、先生が紙に描かれた図形について英語で説明している。どのようにすればこの図形ができるのかと言っておられるのだろうかと推測してみたが、私にはチンプンカンプン。生徒たちは互いにやりとりしながら先生の指示に従って何かをし始めている。単なる交流ではなく、本格的な英語によるアクティブラーニング授業が繰り広げられていた。

4日目には、Pacific Pine校を訪れた。昨年から交流の始まった学校である。ここでは英語の授業が行われていた。特にオーストラリアで使われる英語についての授業であったが、前日の数学の授業に比べてこれは理解しやすかった。一般に我々が習う英単語と結構違いがあること、オーストラリアに生息する特有の動物たちの名前がたくさん出てくることなど、この地での文化を生徒たちはしっかり身につけてくれたことだと思う。この学校では、ランチよりもモーニングティーの時間の方が長く、その時間に校内のあちこちを回ってみた。現地校生徒の交流の輪はどんどん広がっているように思えた。微笑ましく逞しく感じた。

ホームステイは6月7日(木)まで続き、その後はホテルで1泊して、9日(土)に帰国する。どんな土産物より大事なものを一人ひとりが持ち帰ってほしいと願う。