1月7日（日）、本校の高校5期生（中学3期生）の成人を祝う同窓会がホテル阪急インターナショナルで開催され、卒業当時の学年の先生方と共に、私も出席させていただいた。

開式の挨拶では、「君たちの20歳を祝うと共に、本校開校10年を同時に祝ってほしい。中学3期生という、ちょっと落ち着きを見せ始めた頃に入学してくれた君たちの、良い意味でののんびりした雰囲気が本校の発展になくてはならなかったものだったと思う」と述べた後、「男子は卒業時の顔にスーツを着せただけのように思うが、女子は化粧にも服装にも磨きがかかって見分けがつかなくなっているかと思い、今日は当時の写真帳を用意してきた」と続けた。比較的女子の割合が少ない学年ではあったが、当時の存在感同様、男子を上回る華やかさと元気さであった。

開宴後、テーブルに挨拶に来てくれた彼らの話を聞いてみると、アメリカンフットボールやトライアスロン、グラウンドホッケーなど、高校時代にはなかった新たな競技で活躍している者、ホテルや居酒屋などでのアルバイトに精を出している者、解剖実習の体験を語る医学部や歯学部、獣医学部に進んだ者、教員免許取得のために本校での教育実習を願い出る者など、新たな世界でそれぞれに活躍する姿があった。出席した教員からは、中学高校時代にあったエピソードや"事件"が紹介され、ちょっと恥ずかしく、懐かしい思い出話に皆で盛り上がっていた。

幹事の皆さん、思い出の残る同窓会を開いてくれて御礼申し上げます。参加者の皆さん、元気で活躍すると共に、機会があればぜひ学校に立ち寄ってください。