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PM芸術鑑賞会を開催しました

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 山本能楽堂の皆さまをお招きし、能・狂言の芸術鑑賞会を行いました。
 午前の部はP1(小学1年)生からM2(小学6年生)、午後の部はM3(中学1年)、M4(中学2年)が鑑賞しました。
 鑑賞会では、まず能と狂言について分かりやすく解説していただきました。その後、実際に能と狂言を鑑賞しました。

 まず狂言での笑い方をワークショップとして全員でやってみました。みんなの大きな笑い声が「わ!は!は、は、は、は」と会場に響いていました。
 狂言の舞台は背景に描かれた松(老松)のみで、あとは演目に合わせて扇子やカズラ桶以外は演者が所作や台詞で表現するのだそうです。
 また扇子がお酒を注ぐ徳利や盃になったり、ノコギリなどになったりすることを教えていただきました。鑑賞する人は、そうした演出を頭の中でイメージし物語の世界へ入っていくと教えていただきました。
 その後は、実際に狂言『柿山伏』を鑑賞しました。初めて見る狂言に、近くの友だち同士が顔を見合わせ、手を叩いて笑っていました。

 次に能での摺り足の歩き方を、ワークショップとして全員で実践しました。舞台に上がって、やり方を教えてもらいながら次々と実際に摺り足で歩く体験をしました。
さらに、能の舞台で演奏される笛、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓(たいこ)の演奏を鑑賞しました。演奏されたそれぞれの楽器が、実際に何百年も前に使われていたものであることを教えていただき、みんな驚いていました。これらの楽器は次の世代に受け継いでいくのだそうです。
 その後は、実際に能『羽衣』を鑑賞しました。

 日頃、見る機会の少ない能楽を鑑賞し、先生に「とても感動しました」と伝える声が聞かれ、子どもたちにとって貴重な経験となりました。