P3生がサイエンス教室をおこないました
P3でサイエンス教室をおこないました。コロナ禍での実施となりましたが、感染対策を徹底しておこないました。
今回はならまち糞虫館の中村圭一館長に来校していただき、糞虫の生態と、奈良公園の自然景観や鹿と糞虫の関わりについて、2時間たっぷり学びました。
糞虫という名前からイメージしていたすがたとは異なり、実際のきれいな糞虫のすがたに、子どもたちはみんな魅了されていました。世界には7cmを超える大型の糞虫がいることや、虹色に輝く糞虫、カブトムシのように角が生えた糞虫がいるなど、さまざまな生態について学びました。
奈良公園の景観を守っているのが糞虫なのだということをしっかりと学んだ後は、双眼実体顕微鏡を使っての糞虫の観察です。今回見せていただいた糞虫は大きいもので2cmほど、小さいものは2~3mmほどのものもありました。2mmの糞虫の違いはなかなか肉眼ではわかりませんが、顕微鏡で見ると「あ、背中に模様がある!」「少し、背中のあたりがへこんでる!」と違いに気づき、見本表と照らし合わせて、名前を当てることができた子もいました。
子どもたちにとってたくさんの学びがある時間となりました。