11月11日（水）、芸術鑑賞会を行いました。本年度は上方落語協会の皆さんをお招きして、上方落語について教えていただきました。
　まずは、上方落語入門教室です。落語についての基本的な理解を深めました。落語の歴史や高座での振る舞い、せんすと手ぬぐいだけでさまざまな道具を表すことなどを楽しく解説していただきました。代表の児童が高座に上がって"日本で一番初めにできた落語"や"うどんをすする仕草"を教えていただきました。
　次は寄席囃子実演です。お囃子さんから大太鼓・締め太鼓・拍子木・当り鉦（あたりがね）・銅鑼・笛・三味線の音色をご紹介いただきました。落語家が高座に上がる際には必ず出囃子という音楽が奏でられることや、雨や風といった自然現象もすべてこれらの楽器を使って表現することなどを教わりました。また、実際の楽器に触れながら、"幽霊が出た"という場面に使う効果音を体験させていただきました。
　最後には落語を2席披露していただき、会場は大きな笑いに包まれました。