P1の生徒達が合宿を行いました。
なら奈良館で大仏の手の模型を見学した児童達は、その大きさに感動した様子でした。
また、旅館に到着してからは握り墨を体験しました。
「どうして握り墨を作るのですか」
という児童の質問に、
「世界でたった一つしかない墨になるからです。とても貴重で、あなたたちにとっても価値のある墨になりますよ」
と職人さんが答えてくださると、児童達は照れ笑いをしながらも、完成した墨をとても大切そうに見つめていました。
3ヶ月乾燥させて完成した墨は、実際に書道の授業で児童達が使用します。

また、この日の出来事を絵はがきに書いて、ご家族の方送りました。
「大仏さん、大きかったよ。僕も大きくなるからね」
といった思い思いのメッセージは、無事ご家族の元にも届いたことと思います。

翌日も奈良公園にて鹿よせの見学をしたり、東大寺にて講話を聞いたり、児童達にとって夏の楽しい思い出になった様子でした。