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Pマラソン大会

校長
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12月15日(木)、プライマリーマラソン大会を行いました。昨年度インフルエンザの影響により一学年が順延になったということを考慮して、今年度はこの12月に実施することにしました。当初の予定は13日(火)だったのですが、あいにくの雨。その雨もあがり、この日は寒くはありましたが、よく晴れて、マラソンには良いコンディションになりました。

1限目はP4生。総合グラウンドのタータントラックを出発し、プロムナードを端から端までのコースを2周、2.1kmを走ります。校内のこのコースを走るのは最後とあって、男子も女子も何となく気合いが入っているように感じました。スタートもスムーズで、全体の距離を考えながら、各自自分の力に合わせて走り始めます。入賞を狙う上位の者たちは足もよく上がっています。コースにも慣れているので、どこで力を入れるか、走り方に注意をしなければならないかも分かっているようです。最後尾の児童たちも決して無理することなく、完走することが大事だという思いで走っていることが印象的でした。

2限目はP3生。1.8kmを走ります。3回目を迎えて、この学年も気合いが入っていました。特に上位を狙う者は、男女ともなかなか激しい競り合いがありました。グラウンド西側の応援席では、男子の時には女子が、女子の時には男子がそれぞれ大きな声で応援をしていました。また、それ以上に迫力のあったのは、観覧席に集まった保護者の方々でした。時には観覧席を飛び出し、プロムナード沿いで、子どもたちの傍まで行って熱い声援を送っていました。

3限目にはP2生(約1.5km)、4限目にはP1生(約1.2km)が走りました。この2学年は、昨年度もそうだったのですが、全体を考えて走るというよりは、まずスタートダッシュ、そして「頑張れ!」の声がかかったらまたダッシュとその時々の気持ちで走っているような感じです。見ていてハラハラするのですが、"頑張るぞ!"という気合いが一人ひとりから感じられます。気持ちが入りすぎて、下り斜面や少し濡れた所で転んだりする者もいましたが、みんな完走を目指して良い顔をして走り切ってくれました。

全体を通して、最後まであきらめない気持ちがよく表れていたともいます。また、互いを気遣い、励まし合う心も感じられました。身体と共に、心の成長も見られた大会であったと思います。