5月21日（土）、M2生ハワイ宿泊学習の現地5日目、現地活動最終日の様子を報告します。

いよいよ現地活動最終日。朝は再びワイキキビーチに集合し、朝陽を浴びて、身体を起します。疲れも見せずとは必ずしも言えず、頑張ってきた疲れが朝には特に表れるようです。今日の午前中は、ビショップミュージアムの見学。ここは、ハワイを含むポリネシア文化圏の人類学や生物学などの貴重な資料が展示されており、それらの学習がテーマです。でも、決して堅苦しいものではなく、プラネタリウムを見せていただいたり、ククイナッツ（首飾り）やラウハラ（腕輪）を作成したり、ガイドの方に園内の植物について解説していただいたりしながら勉強を深めました。昨日のポリネシア文化センターとは違い、ミュージアムということで観光客の姿が多くなかったのも集中して勉強できた要因になりました。民族や環境を考える上ではとても良い学習になったと思います。

さて、一旦ホテルに帰って荷物の整理などをした後は、ホノルル一の繁華街カラカウア通りを揃いの青いTシャツを来て移動し、ロイヤルハワイアンショッピングセンターに向かいます。お土産の購入とフードコートでの食事が目的です。サーフィンボードを持った方、ランニングをしている方、両手いっぱいに買い物袋を抱えた方、おしゃれな方、ラフな格好をした方など様々な人が往来する中でも、M2生たちがお揃いの服で並んで歩く姿はとても通行人の目を引きました。周囲の人たちの目にどのように映ったかは分かりませんが、児童たちは何か自信ありげで堂々としていました。この間の活動による自信なのかもしれません。

現地に着くと、2班に分かれて食事と買い物です。ここでも、英語を使って自分でやり遂げることが求められます。フードコートでの食事では、皆一生懸命考えてメニューを選んでいます。思い通りの物を手に入れることはできたようですが、日本とは違うサイズや量の多さにびっくり。顔以上に口を開かなければ食べられないほど大きなハンバーガーや麺の量が異常に多いラーメン、辛過ぎる中華料理など、経験してみて初めて分かるということを実感してくれました。帰りも皆でカラカウア通りをホテルまで歩きました。

明日はいよいよここから見えるワイキキビーチともお別れです。今回のこの体験を彼らはどのように生かしてくれるだろうかと、青いTシャツ部隊たちの後ろ姿をみながら、私自身が感慨深くなってしまいました。