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Y4人権講演会

校長

912日(土曜日)の3〜4時間目に、Y4(高3)学年生徒を対象に人権講演会を開催しました。Deaf LGBTQ Centerの山本芙由美さんを講師にむかえ、手話通訳の山口希さんとともに「多様な性から学ぶマイクロアグレッション」をテーマに学びを深めました。

まず前半の時間は、最初に配布されたパンフレット「10代ろう者のためのセクシュアリティサポートブック」を利用して、性自認と性指向、セクシャルマイノリティを取り巻く現状理解、さらにこれらを手話表現で行う上での課題など、山本さんの海外留学の経験もまじえて基本的なレクチャーを受けました。

続いて後半の時間は、テーマにもある「マイクロアグレッション(無自覚の偏見にもとづく小さな差別的言動)」についてのグループワークを行いました。大講義室で5名前後の小グループにわかれて、日常の会話に出てくるさまざまなフレーズを「誰か傷つくかもしれない…赤信号の表現」「ちょっと考えたほうがいいかも…黄色信号の表現」「大丈夫、安全だ…青信号の表現」に分類していきます。議論をしながら作業をすすめ、普段の何気ない言葉のなかに潜むバイアスに気づくことで、互いの立場をより尊重しあえるコミュニケーションの方策を意識しようとするものです。

最後に山本さんから「ろう性的マイノリティ特有の問題」および「カミングアウトを受けるときの7か条」を含むまとめのお話をいただきました。

本校人権学習のまとめであるこの講演会は、卒業の時期がしだいに近づくY4生徒にとって、自分自身を知り、そのうえで社会においてさまざまな立場の人々と適切にコミュニケーションを図ることの大切さを感じ取ることのできた、貴重な学びの機会であったと思います。