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【小学校】「理科出前授業」を行いました

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3月11日(水)、海遊館から4人の講師をお迎えして、P3(小学3年)生とP4(小学4年)生を対象とした「理科出前授業」を行いました。

最初にスライドを見ながら、魚の生態について学びました。そして、キダイ(連子鯛)のエラを持ちあげて酸素を体の中に取り込む仕組みを観察したりしました。

続いて、江戸時代の魚の図鑑を参考に、実際にキダイの解剖を体験しました。

子どもたちはアドバイスを受けながら、『鯛の九つ道具』と言われている鯛の骨を探します。
加熱処理をしたキダイの顎の骨を外した後、頭の方から順に骨を探しました。最初はピンセットで恐る恐る触っていた子どもも、いつの間にか直に手を使って身をほぐし、中には見つけることが難しいとされる『鯛の副玉』も発見して「あった! あった!」と夢中になって取り組んでいました。

最後に、講師の方が「これをきっかけに魚への関心を深めて、観察する力を持ってほしい」と話され、子どもたちの質問にも丁寧に答えてくださいました。

P4生は、理科の授業で人間の骨格について学んでいるところでもあり、「人間の骨格とよく似ていると思いました」と感想を話しました。「さかなのからだのしくみを知ろう」をテーマにした今回の体験が子どもたちにとって、魚への興味を引き出すきっかけになってほしいと考えています。