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第7回 奈良学園小学校卒業式

校長
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3月17日、3月初めから臨時休校により家庭学習が続いていたM2(小学6年)生が久しぶりに学校に登校してきました。卒業式です。(この様子は、ニュース・トピックスでも掲載していますので、両方をご覧ください)
子どもたちにとって小学校の卒業式は人生の中でも節目となる大切なもの、ということと、何より心身の安全を第一に考えなければならない、という状況の両方を考え、できる限りの知恵を出し合って形式を大きく変更しました。

フロアの子どもたち一人一人の前を校長が動きながら証書授与です。全くのぶっつけ本番の子どもたち。自分の番がやってくると緊張して、担任から名前が呼ばれるのを待っているのが表情から伝わってきます。台紙にはさまれた卒業証書をもらう一人一人を前に、これまでの学校生活の様々な場面での姿が走馬燈のように浮かんできます。証書を渡すとともに、気持ちを込めて「おめでとう!」の言葉をかけました。中には「ありがとうございます」と大きな声で返してくれる子どももいました。壇上で行う授与では、きっとなかったことだろうと思います。自然な流れでとてもうれしいことでした。

スクリーンに映し出される答辞と送辞。臨時休校が決まってからの短い時間を使って、急遽撮影したものですが、スクリーンを見上げる子どもたちは、一緒に言葉を追い、一緒に歌を歌ってくれていました。
「どのような予期せぬことを前にしても、強い心を持って前に進んでいってほしいと願っています」会場を出て行く子どもたちの後ろ姿に、もう一度思いを託しました。