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子どもたちの感性を育てる

校長
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今年の冬は比較的暖かいですが、2月に入りこれから寒さが厳しくなるのでしょうか。

M1(5年生)の音楽の授業では、そんな冬らしさを美しく表現した文部省唱歌「冬げしき」の学習をしていました。歌詞の中には「さ霧(ぎり)消ゆる」「時雨(しぐれ)降りて」など、子どもたちに耳なじみのない言葉がたくさん出てくるため、はじめは穴埋めプリントで歌詞の聴き取りにチャレンジしました。写真だけを見ると音楽の時間に見えないかもしれませんが、歌詞を理解するためにも大切な学習場面です。今ではあまり使われることのなくなった言葉もありますが、こういった曲を通して、日本語の美しさにもふれていく時間となります。

次に、リコーダーを使ってチャールズ・チルトン作曲の「失われた歌」の練習も。2クラス合同での練習だったこともあって迫力のある音に子どもたちは包まれていました。

「ことば」と「風景」と歌やリコーダーなどを通した「表現」。こんな一時間、一時間の積み重ねにおいて様々にインプットされることが、子どもたち一人一人の感性を育てていきます。