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先輩から後輩に「学校生活を語る会」

校長
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今日は、Y1(中学3年)生からM1(小学5年)生に、同じくY1生からM2(小学6年)生に、そしてM4(中学2年)生から P4(小学4年)生に向けて「学校生活を語る会」がありました。これは、昨年から始まった取り組みで、奈良学園小学校から内部進学をした先輩から後輩へ、中学校やM課程へ向けての心構えや、今のうちにやっておいた方がよいことなどを直接語る機会になります。

内容は、それぞれの学年にあわせて、生徒自身が考えてくれました。P4生には、これから始まるM課程についての具体的な話を中心に、M1生にはM3以降の中学校の生活を思い描けるような話を、そしてM2生にはいよいよ4月から始まる中学校生活を迎えるにあたり、今取り組まなければならないことなどを、それぞれが自分のことばで語ってくれました。

宿題をきちんとすること、わからないことはすぐに質問に行くこと、計画的に学習に取り組むこと...子どもたちは、わたしたち教員に言われることと同じ内容であっても、先輩から言われると実感が伴って説得力があるようで、うなずきながら耳を傾け、真剣にメモをとっていました。こういった、上級生から下級生に校種をこえて語ることができるのも、本学園の魅力の一つだと感じるひとときとなりました。

期末考査明けの家庭学習日にもかかわらず、後輩たちのために語ってくれた先輩たちでした。
話を聞いた感想の一部を紹介します。

(M1生)「私はもっと積極的に取り組むことをがんばりたいと思います。積極的にする大切さを聞くことができたのでもっといろいろなことにチャレンジしてみたいです。今日は詳しく話が聞けてとてもよく分かりました。自分たちで考えることがたくさんあると思うのでがんばりたいと思います」

(M2生)今回は、Y生からふだんはあまり意識できていない「入試」と中学校での生活が分かりました。今日の話の中で一番心に残ったのは、「悔しさ」「失敗」を感じることが大切、とY生が言っていたことです。自分も自信がなくなる失敗がたくさんあるので、そこからの過程が大切と分かってこれからもっとがんばっていきたいと思えました。