P１の畑で育てていた大根。大きく育ってきたので、一昨日収穫をしました。

さて、今日の図工室です。子どもたちがその大根を机の上に置いて、大きな画仙紙にタオルペンで大根を描き始めました。まず、大根の気持ちを考えると...「はやくたべてね」「しんせんだよ」「まぶしい～」「おいしい！」「ぜんぶたべてね」「そだててくれてありがとう」などなど、たくさんの気持ちが子どもたちからはあふれるように出てきました。

そして、画仙紙におそるおそる、でも大胆に筆を進め、でっかい大根が表れてきました。葉っぱも画仙紙からはみ出んばかりに描き加えられます。画仙紙に残った場所には、「大根の気持ち」がこれまたタオルペンで大胆に書かれました。でっかい大根と出会った子どもたちの喜びが、表現として形に表れてくる時間です。

１年生という時期に同じ題材を、育てる、収穫する、表現する、食べるなど、学習の場で様々な体験を結びつけていくことで、子どもたちの感性はより豊かに育まれていきます。
奈良学園小学校では、このような豊かな物の見方につながっていく土台を、学習の場で大切に培っていきたいと考えています。