10月20日、本校で公開授業研究会を開催しました。どのような流れであったのかは、学園ホームページの「NewS」でもお知らせしていますが、ここでは子どもたちの学習活動に焦点を当ててみたいと思います。

子どもたちが「学ぶ」ということは、必要なことを一生懸命に覚えて知識を増やす、ということはもちろんですが、それだけでは十分ではありません。自分が考えたことを友だちに伝えたり、友だちの意見を聞いて自分では思いつかなかった新しい考え方を知ったり、地域の方や専門家の方に聞いたり教えてもらったりして、自分の考え方が深まることがとても大切なことです。その深まった考えは、言葉を使って話したり書いたりすることで、自分のものとして定着していきます。

今回の公開授業は、子どもたちが「学びを深める」学習を進める場面でした。教室の様子は、先生が前に立って子どもたちが前を向いている形態だけでなく、グループになって話し合う形態などいろいろな様子を見ることができました。
自分の考えをグループの友だちに伝える姿、それを聞いて考えたことをまた伝える姿。一人一人が精一杯学びに向かう子どもたちの様子はとても立派でした。

指導者である教員がしっかり指導力を高め、子どもたちに力をつけていきたいと考えています。