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なでしこリーグ キックオフセレモニー

校長
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10月20日(土)午後、奈良市鴻ノ池陸上競技場(ならでんフィールド)で、女子サッカーのなでしこリーグ1部、セレッソ大阪堺レディース対浦和レッドダイアモンズレディースの試合が開催された。幼稚園児や小学校の児童によるサッカースクールでセレッソ大阪に指導をお願いしている関係から、奈良市で行われるこの試合を本校(奈良学園登美ヶ丘)が応援させてもらうことになり、セレッソ選手の入場の際のエスコートキッズに小学校のスクール生たちが、試合中のボールボーイや救護班に中学のサッカー部員たちが、そして試合開始の時のキックオフセレモニーに私が参加することになった。

入場の前には、セレッソの方から児童たちに説明があり、胸を張って堂々と、きびきびと行動してくださいとの指示があった。まだ何をするかのイメージが湧いていなかったり、すでに緊張している者がいたり、最初に入場するレフリーと手をつなぎたちと順番にこだわる者がいたりとやや不安な思いが頭をかすめたが、さすがに選手たちと手をつなぐ時には気持ちが引き締まってきたようで、前を向いてしっかりと入場してくれた。観客席には保護者の方も多数来ておられ、子どもたちの雄姿に盛んに拍手を送っておられた。

子どもたちと選手たちの入場後は、いよいよ私のキックオフセレモニーである。一応の説明は受けていたものの、初めての経験であり、やや緊張が高まる。会場のアナウンスで名前が紹介され、観客の方々に礼をした後に、サイドラインに置かれたボールをインサイドキックでレフリーに向かって蹴り込んだ。うまく届いたのはよかったが、選手と一緒に並ぶ子どもたちからは笑い声が起こった。背広姿の校長先生による、ぎこちないキックがおかしかったのだろう。ともあれ無事大役をこなすことができ、ホッとした。

試合は、セレッソレディースがよく健闘したのだが、最後に浦和レディースに突き放されて、1対2で敗れてしまった。最後まで残って応援する児童たちもおり、こうした大会に関わることができたことがよい経験となって、今後いろいろなことに積極的にチャレンジしてくれることを期待している。

【古川校長 執筆】