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M1・2音楽発表会

校長
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11月26日(土)、M1(小5)生・M2(小6)生が、2学期の音楽の授業での取り組みのまとめとして合同で音楽発表会を開催しました。会場のP体育館には多くの保護者が来場され、児童たちの歌声や演奏に耳を傾けていただきました。

M1生は、「アメイジング・グレイス(リコーダー奏)」「Voyagers(合唱)」「いつかこの海を越えて(合唱)」「木星(リコーダー奏)」の4曲、M2生は、「虹のかなたに(リコーダー奏)」「君をのせて(合唱)」「サンバ・デ・ジャネイロ(合奏)」の3曲、そしてM1・2合同の「群青 Azure(合唱)」を披露しました。

M1生の「Voyagers」は、NHKの『生きもの新伝説ダーウィンが来た!』のテーマ曲。大河ドラマ『真田丸』が始まる直前に流れている曲です。低い声でどっしりと構えて歌うような印象を持っていましたが、M1生たちの澄んだきれいな声での爽やかな歌いぶりに感心しました。また、「いつかこの海を越えて」は、震災後の岩手県釜石東中学校の生徒の言葉や想いを集めて作られた歌だそうです。「希望の道を進もう、るり色の海へ」の歌詞が心に残りました。

M2生の「君をのせて」は、映画『天空の城ラピュタ』の主題歌で、彼らもよく知っている歌であるためでしょうか、よく歌い込んだ、気持ちの乗った合唱でした。また、「サンバ・デ・ジャネイロ」は、ご存知の通り本校合同運動会の「奈良登美弾」のテーマ曲です。パーカッションの演奏が重要なカギを握りますが、緊張しながらも見事にサンバのリズムを奏でたと思います。

最後の合同合唱「群青 Azure」には感心というより、感動しました。この曲は、福島県南相馬市立小高中学校の平成24年度卒業生と音楽教諭によって作られた曲だそうで、「いつかこの海を越えて」と同じく、震災後の子どもたちや若者たちの思いが歌詞になっています。「あれから2年の日が僕らの中を過ぎて、3月の風に吹かれ、君を今でも想う」という歌詞を聴くだけでも泣けてくるのですが、いつも以上に精一杯大きな声で、しっかりとした発音で歌うM1・2生の姿に感動してしまったのです。最後の挨拶をうまく言えなかったことを申し訳なく思いますが、それだけ君たちの気持ちが私の胸に響いたことをここで告白します。ご来場の保護者の方々の胸にもきっと響いていたことだと思います。