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芸術鑑賞会を開催しました

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 今年度の芸術鑑賞会を行いました。P1(小1)からM4(中2)は11月9日(火)、Y1(中3)から~Y3(高2)は11月11日(木)に、テレマン室内オーケストラの演奏を鑑賞しました。

 バイオリンやビオラ、チェロ、コントラバス、チェンバロ、フルートなどで構成された室内楽の演奏が始まると、会場はクラシックコンサートの空気に変わりました。
 テレマンの楽曲から始まり、バッハの『G線上のアリア』やビバルディの『四季』より『春』など、子どもたちもどこかで聴いたことのある曲が続きました。

 曲と曲の合間に、団員の方からテレマンとその時代の作曲家や楽曲についてのお話をしていただきました。また、それぞれの楽器について、教えていただきました。
 特にチェンバロについての解説のあと、演奏していただいたバッハの『プレリュードとフーガ』が流れると、目を閉じて音の流れに聴き入る子どもたちも見受けられました。
 続いて、フルートで演奏されたバッハの『管弦楽組曲第2番』では、リズミカルな楽章に移ると、目をキラキラさせてゆっくりと体でリズムを取る子どもたちもいて、音楽がしっかりと心に届いている様子が伺えました。
その後、スライドホイッスルなど、風変わりな楽器の紹介や、バイオリンで猫の鳴き声を模して演奏する方法、指で弦を弾くピチカートの音と、その技法を使った楽曲などを紹介していただきました。途中、「楽器をこすって音を出す」という部分があり、子どもたちも床や服など、思い思いのものをこすっていっしょに演奏に参加させていただきました
 最後はアメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソンの楽しい楽曲『プリンク・プレンク・プランク』を演奏していただきました。

 終了後、クラシックの室内楽に触れた子どもたちは、口々に「楽しかった!」「似た形の楽器でも音色がちがってそれぞれに個性があるんだなぁ。」「楽器で動物の鳴き声ができるなんてすごい。」などと会話していました。