本キャンパス総合グラウンドで「平成26年度 奈良学園小学校プライマリースポーツフェスタ」を開催しました。小学1年生（P1）から4年生（P4）までの子どもたちが、学年を越えて赤・青・黄色の3組に分かれ、元気よくスポーツを楽しみました。

開会式では、各組がエール交換をしてそれぞれの健闘を称え合い、恒例の英語によるラジオ体操を行ってから競技を開始しました。進行や準備は3年生（P3）と４年生（P4）が中心となって取り組み、徒競走、玉入れ、障害物リレー、親子ジェンカなど、全20種目が繰り広げられました。

掃除の班別にチームを組んで行われた縦割りリレー「金のバケツをゲットしろ！」では、午前中の予選で勝ち残った各組から3チームずつが午後の決勝に出場し、熱い走りを見せました。優勝したP4-Bチームには、藤原和幸校長から「これからもそのチームワークで掃除を頑張ってください」と、優勝カップならぬ「金のバケツ」が贈られました。

各学年による表現演技では、フラッグやポンポンを使って息ぴったりのダンスが披露されました。中でも４年生（P4）による「76人の"キセキ"～絆～」では、力強いソーラン節と組体操の後、76人全員で人間ピラミッドに挑戦しました。途中、崩れそうになりヒヤリとした場面もありましたが、一生懸命こらえて無事に成功すると、グラウンドには大きな拍手が響き渡りました。

競技の結果、今年は黄色組が優勝となりました。しかし、藤原校長が「皆の頑張りには順位を付けられません」と話し、「今日のスポーツフェスタに向けて皆たくさん練習を重ね、乗り越えてきました。これから苦しいことやつらいことがあっても、この頑張りを思い出して、乗り越える力にしてほしいです」と全員をねぎらいました。

児童らは、練習で汗まみれになった体操着を洗濯していつも応援してくれる家族に感謝し、保護者の皆様には、心も体も大きく成長した子どもの姿をみていただく機会となり、今年のスポーツフェスタも実り多いものとなりました。